トイレなどの水回りが室内にあるか

事業を自宅以外で行うのであれば不動産を購入するより借りる方がいいでしょう。事業が拡大すれば別のところに移動しやすいですし、うまくいかないときは撤退もスムーズに行えます。借りるに当たっては事業用の物件を見ますが、住居向けの賃貸物件では当たり前のようについている設備がついていないときもあるので確認しておきましょう。飲食関係の事業をするのであれば、キッチンに関わる水道やガスの設備はあります。しかしトイレがその部屋の中にある物件もあれば、他のテナントの共用になるところもあります。お客さんの利便性を考えるなら店内にあった方がいいでしょうが、共用であれば掃除の必要がなくなるメリットがあります。それぞれの設備があるメリットとデメリットを考えて物件選びをしましょう。

オフィス用途なら電気や通信の設備を確認

一人でビジネスを行うならレンタルオフィスなど一人用のスペースを借りられたりします。その後会社が大きくなって従業員が増えてくると、きちんとした事業用のオフィスを借りた方がいいでしょう。オフィスとして利用する賃貸物件であれば、電気関係や通信関係の設備がどうなっているかを確認しなければいけません。従業員にパソコンを使わせるなら、そのためのコンセントが必要ですし、一度に多くの人がパソコンを使うなら、そのための容量も必要になります。コンセントの数や電気の容量は電気工事で増やせるときもあるので、物件のオーナーに確認しましょう。通信関係では光回線があるか、無線LANが使えるかなどの確認が必要でしょう。OAフロアなら床下に配線を隠せるので、オフィス内をすっきりさせられます。